もの忘れ外来

もの忘れ外来のご案内

年齢を重ねるとともに、「もの忘れ」が気になる場面は誰にでも起こり得ます。しかし、その中には加齢による自然な変化だけでなく、認知症をはじめ、脳血管障害、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症などの疾患が隠れていることもあります。

脳神経外科では、専門的な視点から必要に応じて認知機能検査や画像検査を行い、これらの疾患を見逃さないことが早期診断・早期治療のうえで重要であると考えています。原因を早期に明らかにすることで、進行を遅らせたり、症状の改善が期待できる場合もあります。

もの忘れ外来では、記憶や判断力、行動の変化に加え、外科的治療が有効となる疾患の可能性も含めて総合的に評価し、適切な診断と治療を行います。専門外来として、皆さまの不安に寄り添いながら、最適な医療を提供してまいります。

もの忘れと認知症の違い

もの忘れには、年齢とともに誰にでもみられる生理的な変化と、治療や支援が必要となる“病的なもの忘れ”があります。

分かりやすい違いとして、体験した出来事の「一部」を忘れてしまうものの、出来事そのものは覚えている状態は、“加齢に伴うもの忘れ”であることが多いとされています。

一方で、出来事や行為そのものを忘れてしまい、「体験した記憶自体が抜け落ちている」状態は、認知症を含む“病的なもの忘れ”が疑われます。

例えば、食事をしたこと自体は覚えているが、何を食べたかという内容を忘れてしまう場合は“加齢に伴うもの忘れ”が考えられますが、食事をした事実そのものを覚えていない場合は注意が必要です。

主な認知症の種類について

認知症にはいくつかのタイプがあり、原因や症状の現れ方はそれぞれ異なります。脳神経外科領域の専門知識に基づき診断を行い、必要に応じて神経内科やリハビリテーション科などの関連診療科と連携しながら、患者さん一人ひとりに適した治療と支援を行います。さらに、高度な専門治療が必要と判断された場合には、適切な医療機関をご紹介し、切れ目のない医療につなげます。

種類 主な症状の特徴 主な原因 主な治療法
アルツハイマー型認知症 もの忘れから始まり、徐々に判断力や理解力が低下します。 進行とともに日常生活に支障が出てきます。 脳内に異常なたんぱく質であるアミロイドβが蓄積し、 脳が萎縮することが原因とされています。 進行を抑える薬物療法 (アセチルコリンエステラーゼ阻害剤、NMDA受容体拮抗薬) を行います。
レビー小体型認知症 幻視がみられることが多く、動作が遅くなる・ 手足が震えるなどのパーキンソン症状を伴うことがあります。 レビー小体と呼ばれる異常なたんぱく質が 脳に蓄積することが原因です。 薬物療法(アセチルコリンエステラーゼ阻害薬を中心に、 必要に応じてパーキンソン病治療薬など)を行い、 症状に応じたリハビリ(運動療法)や 生活環境の調整を組み合わせます。
脳血管性認知症 脳梗塞や脳出血の後に発症し、 できることとできないことに差が出やすいのが特徴です。 脳の血管障害により、 脳細胞が障害されることで起こります。 原因となる脳血管疾患の治療と再発予防を行いながら、 症状に応じたリハビリや生活支援を行います。

認知症の初期症状

記憶障害
見当識障害
実行機能障害
理解力・判断力の障害
失語・失認・失行

こんな症状があったら、当外来へご相談ください

  • 同じことを何度も聞いたり、話したりすることが増えた
  • 物の置き場所を頻繁に忘れ、探し物が多くなった
  • 日付や曜日、場所が分からなくなることがある
  • 以前はできていた家事や手続きに時間がかかる、またはできなくなった
  • 性格が変わった、怒りっぽくなった、意欲が低下したと感じる
  • ご家族や周囲の人から、もの忘れを指摘されるようになった

受診の流れ

もの忘れ外来は金曜午前に脳神経外科にて行っています。初診の予約は不要ですが、再診予約の方が優先の為、お待ちいただくことがございます。紹介状をお持ちの方も同時間内にお越しください。

受診の際には、受付にて問診表をご記入いただきます。ご家庭で印刷し、ご記入のうえご持参いただくことも可能です。

もの忘れ外来 問診票

症状が軽い段階でも、気になることがあれば早めのご相談をおすすめします。受診の際には、可能であれば日常生活の様子をよく知るご家族とご一緒にお越しください。これまでの経過を共有していただくことで、より正確な評価につながります。

外来担当医表

夜間・休日診療のご案内

もの忘れ外来(脳神経外科)

急遽、担当医が変わる場合がございますのでご了承ください。 は女性医師です。

午前

山根 庸弘

もの忘れ外来

午後
午前午後
午前午後
午前午後
午前午後
午前午後

山根 庸弘

もの忘れ外来

午前午後
当院は 二次救急拠点病院 です。 救急患者様は日曜・祝日も24時間受け付けております。

ご来院の際には事前に病院までお電話ください

夜間・休日の救急外来

外来担当医師

医長
山根 庸弘 (やまね のぶひろ)

脳神経外科

専門・得意分野 脳神経外科
略歴 群馬大学(平成22年卒)
資格・所属学会 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医
日本脳神経血管内治療学会 脳血管内治療専門医
日本脳神経血管内治療学会 脳血栓回収療法実施医
日本救急医学会 ICLSインストラクター
日本頭痛学会 会員
日本認知症学会 会員
日本脳神経外科認知症学会 会員

脳神経外科

医療法人財団 明理会
東戸塚記念病院

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TEL 045-825-2111(代)
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