洲之内 尭 (すのうち たかし)
糖尿病内科、内分泌内科
| 専門・得意分野 | 糖尿病内科、内分泌内科 |
|---|---|
| 略歴 | 愛媛大学(平成27年卒) |
| 資格・所属学会 | 日本内科学会 認定内科医 日本内分泌学会 内分泌代謝専門医 日本糖尿病学会 糖尿病専門医 |
| 登壇した公開講座 |
内分泌とは、体のさまざまな働きをコントロールする物質であるホルモンをつくり、血液にのせて全身に届ける仕組みを指します。ホルモンは甲状腺、副甲状腺、副腎、すい臓、下垂体などの内分泌臓器から主に分泌されています。
内分泌内科は、ホルモンのバランスに関わる病気を専門に診る診療科で、代表的な疾患に、甲状腺ホルモンの分泌異常で起きる「甲状腺疾患」と、膵臓で作られるインスリンの働きの異常で起きる「糖尿病」があります。
内分泌ホルモンの働きに異常が起きると、体のさまざまなところに不調が現れます。
当院では、内分泌代謝専門医、糖尿病専門医が診療にあたるため、専門性の高い疾患にも対応しています。
甲状腺は首の前にある小さな臓器で、分泌される甲状腺ホルモンは、新陳代謝をコントロールする「体のエンジンの調整役」のような存在です。
甲状腺ホルモンが関与する主な疾患には、ホルモンが過剰分泌される“バセドウ病”と、ホルモン分泌が低下する“橋本病”があります。
甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンの分泌が活発になり、体の代謝が過剰になることで起こる疾患で、代表的疾患にバセドウ病があります。
食欲はあるのに体重が減る、動悸や心拍数の上昇、手のふるえ、汗をかきやすい、暑がりになるといった症状が現れます。
エネルギーを必要以上に消費するため疲れやすく、神経が過敏になるのでイライラしやすくなることがあります。
目に見える特徴では、眼球の突出や甲状腺の腫れなどが見られることがあります。
薬物療法、放射性ヨウ素治療、手術の3つがありますが、当院では専門家の指導のもと、抗甲状腺薬を用いた薬物療法を中心に行います。
甲状腺の腫れが大きい場合や、薬物療法で改善が見られない場合などでは外科手術、放射性ヨウ素治療が検討されます。
甲状腺ホルモンが不足すると、基礎代謝が低下するので、さまざまな不調があらわれます。
食欲は減るのに体重が増える、寒がりになる、声がかすれる、慢性的な疲労感や倦怠感が続くなどがあります。
女性では月経が重くなったり、不妊の原因になることもあります。
目に見える症状では、甲状腺の腫れ、顔や手足のむくみ、皮膚の乾燥、抜け毛が増えるなどがあります。
橋本病と診断されても、甲状腺ホルモンは正常な場合があり、経過観察の場合もあります。
甲状腺機能低下症の治療は、足りないホルモンを薬で補うホルモン補充療法を行い、体を正常な状態に近づけます。元々ある甲状腺ホルモンを補う薬なので、適切に服用していれば副作用はほとんどありません。定期的に血液検査を行い、薬の量を調整していきます。
甲状腺結節/腫瘍とは、甲状腺にできる“しこり”や“こぶ”のことを指します。結節/腫瘍のほとんどは良性ですが、まれに悪性のこともあります。甲状腺ホルモンの値は正常なことが多く、血液検査では異常が見つからないこともあります。そのため、首のしこりに気付いて来院したり、症状がないまま健康診断や画像検査で偶然発見されることもあります。
甲状腺結節/腫瘍には甲状腺エコー検査を行い、悪性の可能性がある場合は細い針でしこりの細胞を採取する「細胞診」を行うことがあります。
| 良性結節/腫瘍 | しこりはゆっくり成長することが多く、転移することはありません。基本的に経過観察となります。しこりが大きくなって圧迫感が出てくる場合には、手術を検討することがあります。 |
|---|---|
| 悪性腫瘍 | 細胞診で悪性だった場合、専門病院にご紹介し、手術で甲状腺を部分的または全体的に切除します。 がんの種類や進行の程度によっては、放射性ヨウ素治療やホルモン補充療法が追加されることもあります。 |
当科では、副腎に関わるさまざまな疾患の診断と治療にも力を入れています。副腎は、左右の腎臓の少し上にある小さな臓器ですが、血圧や代謝、ストレスへの反応など全身の健康に深く関わっています。
副腎の病気は症状が目立たないことが多く、気づかれにくい場合がありますが、正確な診断と適切な治療により、生活の質を大きく改善する可能性があります。
副腎腫瘍は副腎にできる腫瘤で、検査で偶然発見されることが多いです。腫瘍の多くは良性ですが、中にはホルモンを過剰に分泌するものや悪性のものもあります。ホルモン分泌型の腫瘍では、体重増加、血圧上昇、糖代謝異常など全身に影響を及ぼすことがあります。
当院では血液検査や画像検査により腫瘍の性質やホルモン分泌の有無を詳細に評価し、手術や薬物治療など最適な治療方針を検討します。
原発性アルドステロン症は、副腎から「アルドステロン」というホルモンが多く出てしまう病気です。原因は、副腎の一部に小さなしこりができたり、副腎全体が活発になったりすることです。血圧が上がる以外に症状をきたさないことが多いものの、心臓や腎臓、脳卒中などのリスクが高くなるため適切な診断が重要です。診断は、機能確認検査・負荷試験という検査で行います。当院では、入院または外来で診断を行う体制を整えております。 治療は、薬物療法または手術となります。手術の適応判断には、「副腎静脈サンプリング」という検査が必要となるため、必要時やご希望に応じて、適宜専門施設へご紹介いたします。
副甲状腺は、甲状腺のうしろ側に位置しており、通常左右に2個ずつ、合計4個ありますが、位置や個数には個人差があります。米粒くらいのサイズで人間の臓器としては最小と言われ、甲状腺とは別の働きをしています。
副甲状腺から出る副甲状腺ホルモンは、血中のカルシウムの濃度を一定に保つ役割があります。
| 副甲状腺機能亢進症 | 副甲状腺ホルモンが過剰になり、血中カルシウム濃度が上昇すると、骨からどんどんカルシウムを引き出そうするため、骨粗しょう症、腎結石、筋力低下、関節痛などの症状が伴うことがあります。 病状が軽い場合は、定期的な検査で経過をみます。副甲状腺にできた良性の腺腫が原因の場合は、手術で副甲状腺を摘出します。 |
|---|---|
| 副甲状腺機能低下症/ 偽性副甲状腺機能低下症 |
副甲状腺ホルモンの分泌の低下や、作用の低下により、血中カルシウム濃度が低下する病気(低カルシウム血症)です。
カルシウムは骨に必要なだけではなく、神経や筋肉の働きにも不可欠なため、手足のしびれ、テタニーと呼ばれる筋肉のけいれん、筋肉のつっぱりや痛み、気分の不安定さや集中力の低下がみられることがあります。 治療法としては、カルシウム剤やビタミンD製剤の内服で、血中のカルシウム濃度を正常に保つ薬物療法が一般的です。 |
※緊急手術等により変更・休診となる場合がございますので、予めお電話等でお問い合わせください。
急遽、担当医が変わる場合がございますのでご了承ください。■ は女性医師です。
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洲之内 尭 |
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糖尿病内科、内分泌内科
| 専門・得意分野 | 糖尿病内科、内分泌内科 |
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| 略歴 | 愛媛大学(平成27年卒) |
| 資格・所属学会 | 日本内科学会 認定内科医 日本内分泌学会 内分泌代謝専門医 日本糖尿病学会 糖尿病専門医 |
| 登壇した公開講座 |