糖尿病内科

糖尿病・生活習慣病の治療はお任せください。

糖尿病内科・糖尿病センターは令和4年に開設し、近隣の開業医の先生方と連携をとりながら日々の診療を行っております。
糖尿病内科は糖尿病を専門に診療する他、脂質異常症・高血圧症・高尿酸血症などの生活習慣病に対する診療を行っております。
日頃より患者様が安心できるような分かりやすい説明、生活状況に応じた無理のない親身な対応を心掛けております。
糖尿病でお困りの際や、健康診断結果で血糖値やコレステロール値など異常を指摘された場合など、一度ご相談のためご来院・ご受診いただけますと幸いです。
お待ちしております。

対象となる病気と症状

糖尿病

症状

血糖値が著しく高まった場合を除き、ほとんど自覚症状を伴いません。
しかし糖尿病を治療せず放置してしまうと、糖尿病性神経障害や糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症といった糖尿病合併症が出現します。具体的には手足がびりびりジンジンしてしまうなどの症状に苦しんだり、失明してしまったり、血液透析が必要になるなど、生活に大きな支障が生じます。

また血糖値が高い状態のままでいると、

  • 心臓を悪くする
  • 不整脈を起こしやすい
  • 脳血管障害を起こす
  • 感染症が治りにくい
  • 歯周病が悪化する
  • 認知症になりやすい
  • 癌になりやすい

と、全身の病気に関連します。現代医学では糖尿病を完治することが難しいため、いかに良好な血糖コントロールを保てるかどうかが重要です。
糖尿病に関する知識を深め、食事療法と運動療法を実践し、薬物療法で治療を補完する必要があります。

脂質異常症・高コレステロール血症

症状

悪玉コレステロールや中性脂肪が高いだけでは、ほとんど自覚症状を伴いません。
しかし悪玉コレステロールが高いまま放置していると、やがて心臓や脳に重篤な病気を起こし得ることが知られています。
日本で実施されている定期健康診断では、“血中脂質“いわゆるコレステロールや中性脂肪の有所見者率が30%台で推移しております。実に3人に1人の割合です。
将来の狭心症や心筋梗塞、脳卒中発症を予防するためにも、ご自身の健康診断結果などを見返していただくことをお勧めします。ご相談の際には、当科へご受診ください。

糖尿病の検査

いくつかの検査値を組み合わせるなどして診断いたします。また生活習慣病を合併する場合が多いため、コレステロールなどの脂質関連値や腎臓・肝臓などの検査を実施します。
代表的な検査項目としては以下があります。

空腹時血糖 10時間以上食事をとらない状態で測定した血糖値のことです。一般的には、朝食を食べずに採血した値を指します。126mg/dL以上で“糖尿病型“と診断します。
随時血糖値 食事を摂取した時間とは無関係に測定した血糖値を指します。200mg/dL以上で“糖尿病型”と診断します。
HbA1c “ヘモグロビン・エー・ワン・シー”と言います。赤血球の中にあるヘモグロビンにブドウ糖が結合した割合を示す検査値です。パーセント(%)で結果が表示され、6.5%以上で“糖尿病型”と診断します。1~2か月の血糖変動を検査値に反映します。
LDLコレステロール 俗に“悪玉コレステロール”と言います。肝臓で作られたコレステロールを全身へ運ぶ役割を担っており、本来は身体に必須の脂質です。しかし血液中のLDLコレステロールが増えすぎると血管を傷つけてしまい、動脈硬化の原因となります。やがて心筋梗塞や狭心症・脳梗塞など重大な病気に関連することが知られています。

糖尿病の治療

1 型糖尿病

インスリンを補充するための注射療法が基本となります。
1型糖尿病に関する知識を深め、食事療法や運動療法を併用します。特に“責任インスリン”や“カーボカウント”、“シックデイ”などについて理解します。さらに糖尿病合併症について管理します。

2 型糖尿病

まずは食事療法、運動療法を実践します。ただし未治療の状態などで著しい高血糖やケトーシスを伴う場合は、インスリンを補充します。
食事療法や運動療法を実施するなどしても血糖コントロールが十分改善されない場合、薬物療法を追加します。薬物療法には様々な製剤がありますので、患者様の状態・生活背景などに応じてメリット・デメリットを考慮し選択します。
程度の差はありますが、お薬を始めることで血糖値は確実に下がります。しかし基礎となる食事療法・運動療法が実践されないままですと、良好な血糖コントロールは得られません。良好な血糖コントロールが得られないばかりか、お薬が次々に増えて医療費が嵩んでしまったり、お薬の作用によって極端に血糖値が下がる“低血糖”を生じてしまったり、など心配が増えるばかりです。
“そのお薬が患者様に本当に必要かどうか”
常に思案し、治療にあたります。

糖尿病教室

毎月1回土曜日の午前中に糖尿病教室を行います。
内容につきましては事前に東戸塚記念病院ホームページ上で告知いたしますので、ぜひご参加ください。
糖尿病センター長の石川卓也による講演はもちろんのこと、栄養士、看護師、薬剤師など多職種スタッフによる生活習慣病・糖尿病の講演を実施します。
参加費は無料で、どなたでもご参加できます。ぜひお越しくださいませ。

オプトアウト

臨床研究のうち観察研究においては、たとえば患者さんへの侵襲や介入がなく、人体から取得された試料を用いず、診療情報などの情報のみを用いて行う研究については、国が定めた倫理指針に基づき必ずしも対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るとは限りません。しかし、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を通知または公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」といいます。

当センターでオプトアウトを行っている臨床研究は以下の通りです。研究への協力を希望されない場合は、下記文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。

休診代診

現在、予定されている休診はありません。

外来担当医表

夜間・休日診療のご案内

糖尿病内科

※緊急手術等により変更・休診となる場合がございますので、予めお電話等でお問い合わせください。

急遽、担当医が変わる場合がございますのでご了承ください。 は女性医師です。

午前

石川 卓也

石川 卓也

石川 卓也

石川 卓也

第2・4週

工藤 英二

第1・3・5週

午後

石川 卓也

石川 卓也

石川 卓也

工藤 英二

第1・3・5週

午前午後

石川 卓也

石川 卓也

午前午後
午前午後

石川 卓也

石川 卓也

午前午後
午前午後

石川 卓也

石川 卓也

午前午後

石川 卓也

第2・4週

工藤 英二

第1・3・5週

工藤 英二

第1・3・5週

当院は 二次救急拠点病院 です。 救急患者様は日曜・祝日も24時間受け付けております。

ご来院の際には事前に病院までお電話ください

夜間・休日の救急外来

外来担当医師

糖尿病センター長
石川 卓也 (いしかわ たくや)

糖尿病内科

専門・得意分野 糖尿病内科
略歴 東京医科大学(平成25年卒)
資格・所属学会 医学博士
東京医科大学病院糖尿病・代謝・内分泌内科客員研究員
日本糖尿病学会 専門医
日本内科学会 認定内科医
日本医師会 認定産業医
労働衛生コンサルタント(保健衛生)

診療科・部門