当院では、患者さまに安心して入院生活を送っていただけるよう、看護師が交代制で24時間体制の看護を行っております。
当院は一般病棟入院料(7対1)の届出を行っています。(病棟や時間帯によって、入院基本料の区分が異なります。)
当院はDPC(診断群分類別包括評価方式)対象病院のため、入院医療費は包括評価と、従来の出来高評価を組み合わせたDPC(診断群分類包括評価方式)にて計算しております。
医療機関別係数:1.4611
DPC(診断群分類包括評価方式)では、疾患や診療内容から診断群分類を決定し、厚生労働省が定めた1日当たりの定額医療費を基に入院医療費を計算します。
DPCによる医療費は、急性期治療が必要な一つの病気に対して設定されています。このため、患者さまのご希望による他科受診は、医師が緊急性を認める場合を除き、退院後の外来受診への紹介とさせていただいております。
施設基準 |
1. 基本診療料
2. 特掲診療料
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当院では、医療の透明性を高め、患者様に安心して医療を受けていただくために、診療明細書を無料で発行しております。
明細書には、使用した薬剤の名称や検査内容、処置、診療報酬点数などが記載されています。ご不明な点がございましたら、遠慮なく職員までお尋ねください。
なお、明細書の発行を希望されない場合は、受付窓口にてお申し出ください。
当院では、保険診療の他に、以下の費用について患者様にご負担をお願いしております。
項目 | 金額(税込) |
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紙おむつ、はくパンツ (リハビリ用パンツ) | 360円/枚 |
オレンジ色尿取りパット 昼用 | 150円/枚 |
紫尿取りパット 夜用 | 200円/枚 |
病衣(つなぎ病衣含む) | 250円/日 |
フェイスタオル | 165円/枚 |
バスタオル | 220円/枚 |
ティッシュペーパー | 110円/箱 |
アメニティセット(マグカップ・歯ブラシ・ヘアブラシ・ティッシュ・イヤホン) | 550円/セット |
腹帯 | 2,530円/枚 |
洗濯機・乾燥機 | 200円/1回 |
テレビカード(約9時間43分使用できます) | 1,000円/枚 |
使用途中のテレビカードの精算 | 精算時手数料 30円 |
レジ袋 | 5円/1枚 |
当院では、入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っております。管理栄養士の管理により、患者様の年齢、病状によって適切な栄養量及び内容の食事を適時適温で提供しています。(朝食:8:00、昼食12:00、夕食18:00)
入院時食事療養費の患者様のご負担金額
一般(70歳未満) | 70歳以上の高齢者 | 標準負担額(1食当たり) |
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限度額適用区分「ア~エ」 | 現役並み所得者、一般所得者 | 510円 |
限度額適用区分「オ」 (低所得者:住民税非課税) | 低所得者Ⅱ | 90日目まで240円/91日目以降190円 |
該当なし | 低所得者Ⅰ(老齢福祉年金受給権者) | 110円 |
当院では、患者様のご希望により、以下の特別室(差額ベッド)をご利用いただくことが可能です。
これらは健康保険の対象外(いわゆる保険外負担)となり、室料差額をご負担いただきます。差額室料をいただく病室は、以下の基準を満たしています。
※治療上の必要により医師が個室使用を指示した場合には、差額ベッド代は発生いしません。
病室区分 | 部屋番号 | 定員数 | 1日の室料 | 面積 | 設備 |
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A2病棟 | 201号 203号 205号 217号 |
4名 | ¥3,300 | 30.25㎡ | テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・アメニティセット |
220号 | 1名 (個室) |
¥17,600 | 15.12㎡ | テレビ・イス・ロッカー・冷蔵庫・流し台・ユニットバス(シャワー・トイレ)・アメニティセット | |
A3病棟 | 302号 303号 305号 310号 311号 312号 |
4名 | ¥3,300 | 30.25㎡ | テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・アメニティセット |
317号 318号 320号 321号 |
1名 (個室) |
¥17,600 | 15.12㎡ | テレビ・イス・ロッカー・冷蔵庫・流し台・ユニットバス(シャワー・トイレ)・アメニティセット | |
B3病棟 | 333号 335号 338号 |
4名 | ¥3,300 | 28.05㎡ | テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・アメニティセット |
A4病棟 | 403号 405号 406号 411号 412号 |
4名 | ¥3,300 | 30.25㎡ | テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・アメニティセット |
417号 418号 |
1名 (個室) |
¥17,600 | 15.12㎡ | テレビ・イス・ロッカー・冷蔵庫・流し台・ユニットバス(シャワー・トイレ)・アメニティセット | |
A5病棟 | 501号 502号 503号 505号 510号 511号 |
4名 | ¥3,300 | 30.25㎡ | テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・アメニティセット |
517号 518号 520号 521号 |
1名 (個室) |
¥17,600 | 15.12㎡ | テレビ・イス・ロッカー・冷蔵庫・流し台・ユニットバス(シャワー・トイレ)・アメニティセット | |
B5病棟 | 550号 551号 |
1名 (個室) |
¥13,200 | 8.52㎡ | テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・流し台・アメニティセット |
555号 556号 |
4名 | ¥3,300 | 25.99㎡ 26.01㎡ |
テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・アメニティセット | |
A6病棟 | 602号 603号 605号 606号 611号 612号 |
4名 | ¥3,300 | 30.25㎡ | テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・アメニティセット |
617号 618号 620号 621号 |
1名 (個室) |
¥19,800 | 15.12㎡ | テレビ・イス・ロッカー・冷蔵庫・洗面台・ユニットバス(シャワー・トイレ)・アメニティセット |
当院では、厚生労働省の定める基準に基づき、一般名処方加算を算定しております。
「一般名処方」とは、医薬品の「商品名(例:○○錠)」ではなく、「有効成分の名前(例:アセトアミノフェン錠など)」で処方する方法です。
この方法により、患者様が薬局でお薬を受け取る際に、先発医薬品・後発医薬品(ジェネリック)を含めた複数の選択肢の中から、供給状況やご希望に応じて調剤が可能となります。
一般名処方には以下のようなメリットがあります:
当院では、患者様の状態や希望を十分に考慮し、安全かつ適切な薬剤処方を行ってまいります。ご不明な点がございましたら、医師または薬剤師までお気軽にお尋ねください。
令和6年10月から後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、選定療養費として患者さんにご負担いただきます。
長期収載品(先発医薬品)の薬価と、後発医薬品で一番高い薬価の価格差から4分の1
※選定療養費には消費税もかかります。
「医療上の必要性がある場合」を除き、患者さんが使用感や味といった、薬の有効性に関係のない理由で先発医薬品を希望する場合は、選定療養費として、先発医薬品と後発医薬品の薬価の差額の4分の1相当の額をご負担いただくことになります。
残りの4分の3については、これまでどおり保険給付の対象になり、たとえば3割負担の方なら、そのうち7割は医療保険から給付され、残りの3割が患者負担となります。
当当院は、厚生労働省の定める基準に基づき、後発医薬品使用体制加算1を算定しており、患者様に対して後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に使用しています。
▼この加算は、以下の条件を満たす医療機関に対して認められるものです
▼当院では、以下のような対応を行っています
後発医薬品の使用は、医療費の軽減とともに、医療資源の有効活用にもつながります。患者様の安全と安心を第一に、今後も適切な薬剤使用に努めてまいります。
当院では、厚生労働省の後発医薬品・バイオ後続品の使用推進の方針に従い、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものとして後発医薬品※(ジェネリック医薬品)およびバイオ後続品※ (バイオシミラー)を積極的に採用しています。
医薬品の採用は、品質・安全性等の情報を収集・評価し決定していますが、一部の医薬品では十分な供給が難しい状況が続いています。医薬品の供給不足等が発生した場合に、治療計画を見直すなど、適切な対応ができる体制を整備しております。
状況によっては、患者さまへ投与するお薬が変更になる可能性もあります。変更にあたって、ご不明な点やご心配なことがありましたら、当院職員までご相談ください。
先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に販売される、先発医薬品と同じ成分をもつ医薬品のことです。医薬品の開発に要する費用が少なく済むため、先発医薬品に比べ安価であり、使用することで医療費を少なくすることが期待できます。
遺伝⼦組換え技術などにより細胞、酵⺟、細菌などから産⽣されるタンパク質由来の医薬品である「バイオ医薬品」の特許が切れた後に、他の製薬企業から発売される先行品と同等の品質・安全性・有効性を有する医薬品です。
介護保険施設等に協力医療機関として定められており、当該介護保険施設等において療養を行っている患者の病状の急変等に対応すること及び協力医療機関として定められている介護保険施設等の名称は以下のとおりです。
当院では、厚生労働省の定めに基づき、「院内トリアージ実施料」を算定しております。
院内トリアージとは、患者様の病状の緊急度・重症度を迅速に判断し、適切な診療の優先順位を決定するための医療行為です。
当院では、主に救急外来を受診された患者様に対して、円滑な救急活動を実施するために、医師・看護師が以下のような評価を行っています。
また、夜間・休日・深夜に受診された初診患者さまにおきましても、診療報酬上「院内トリアージ実施料(300点)」が加算されます。これは、診察前に行われる医療的判断と観察に対して評価されるものです。あらかじめご了承ください。
当院では、厚生労働省の定める「医科点数表 第2章 第10部 通則5及び6」に掲げられた特定の手術を実施しています。
当院において令和6年1月1日~12月31日の間における手術件数は以下の通りです。(医科点数表第2表第10部手術の通則5及び6に掲げる手術の施設基準)