厚生労働大臣が定める掲示事項

入院基本料に関する事項

当院では、患者さまに安心して入院生活を送っていただけるよう、看護師が交代制で24時間体制の看護を行っております。

当院は一般病棟入院料(7対1)の届出を行っています。(病棟や時間帯によって、入院基本料の区分が異なります。)

病棟ごとの詳細はこちら

DPC対象病院に関する事項

当院はDPC(診断群分類別包括評価方式)対象病院のため、入院医療費は包括評価と、従来の出来高評価を組み合わせたDPC(診断群分類包括評価方式)にて計算しております。

医療機関別係数:1.4611

DPC(診断群分類別包括評価方式)について

DPC(診断群分類包括評価方式)では、疾患や診療内容から診断群分類を決定し、厚生労働省が定めた1日当たりの定額医療費を基に入院医療費を計算します。

DPCによる医療費は、急性期治療が必要な一つの病気に対して設定されています。このため、患者さまのご希望による他科受診は、医師が緊急性を認める場合を除き、退院後の外来受診への紹介とさせていただいております。

  • ご入院中に医療費を一旦ご精算いただいた後、「診断群分類」の変更などで入院医療費に増減が生じた場合、次回のご請求時に、ご精算いただいた額との差額調整をさせていただくことがあります。
  • 自費診療、自賠責、労災および公害などはDPCの適応外です。

地方厚生(支)局長への届出事項に関する事項

施設基準

1. 基本診療料

  • 情報通信機器を用いた診療に係る基準
  • 医療DX推進体制整備加算2
  • 急性期一般入院料1
  • 救急医療管理加算
  • 超急性期脳卒中加算
  • 診療録管理体制加算1
  • 医師事務作業補助体制加算1(15対1)補助体制加算
  • 急性期看護補助体制加算(25対1)(看護補助体制充実加算2)
  • (夜間100対1急性期看護補助体制加算)(夜間看護体制加算)
  • リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算
  • 看護職員夜間配置加算 (16対1)
  • 重症者等療養環境特別加算
  • 栄養サポートチーム加算
  • 医療安全対策加算1(地域連携加算)
  • 感染対策向上加算1(指導強化加算)
  • 患者サポート体制充実加算
  • 重症患者初期支援充実加算
  • 報告書管理体制加算
  • 術後疼痛管理チーム加算
  • 後発医薬品使用体制加算1
  • バイオ後続品使用体制加算
  • 病棟薬剤業務実施加算1
  • 病棟薬剤業務実施加算2
  • データ提出加算2
  • 入退院支援加算1(入院時支援加算)(総合機能評価加算)
  • 認知症ケア加算 2
  • せん妄ハイリスク患者ケア加算
  • 精神疾患診療体制加算
  • 地域医療体制確保加算
  • 協力対象施設入所者入院加算
  • ハイケアユニット入院医療管理料1(早期栄養介入管理加算)
  • 地域包括ケア病棟入院料2

2. 特掲診療料

  • 心臓ペースメーカー指導管理料の注5に規定する遠隔モニタリング加算
  • 糖尿病合併症管理料
  • がん性疼痛緩和指導管理料
  • がん患者指導管理料ニ
  • 糖尿病透析予防指導管理料
  • 小児運動器疾患指導管理料
  • 二次性骨折予防継続管理料1
  • 二次性骨折予防継続管理料2
  • 二次性骨折予防継続管理料3
  • 下肢創傷処置管理料
  • 慢性腎臓病透析予防指導管理料
  • 院内トリアージ実施料
  • 夜間休日救急搬送医学管理料の注3に規定する救急搬送看護体制加算1
  • がん治療連携指導料
  • 肝炎インターフェロン治療計画料
  • 薬剤管理指導料
  • 医療機器安全管理料1
  • 在宅療養後方支援病院
  • 持続血糖測定器加算及び皮下連続式グルコース測定(間歇注入シリンジポンプと連動する持続血糖測定器を用いる場合)
  • BRCA1/2遺伝子検査(腫瘍細胞)
  • 検体検査管理加算(Ⅰ)
  • 検体検査管理加算(Ⅳ)
  • 神経学的検査
  • 画像診断管理加算1
  • 画像診断管理加算2
  • 前立腺針生検法(MRI撮影及び超音波検査融合画像によるもの)
  • CT撮影及びMRI撮影
  • CT透視下気管支鏡検査加算
  • 冠動脈CT撮影加算
  • 心臓MRI
  • 抗悪性腫瘍剤処方管理加算
  • 無菌製剤処理料1
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)(初期加算)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)(初期加算)
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)(初期加算)
  • がん患者リハビリテーション料
  • 医科点数表第2章第9部処置の通則の5に掲げる処置の休日加算1
  • 医科点数表第2章第9部処置の通則の5に掲げる処置の時間外加算1
  • 医科点数表第2章第9部処置の通則の5に掲げる処置の深夜加算1
  • 人工腎臓
  • 導入期加算1
  • 透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算
  • 下肢末梢動脈疾患指導管理加算
  • 緊急整復固定加算及び緊急挿入加算
  • 後縦靱帯骨化症手術
  • 椎間板内酵素注入療法
  • 脳刺激装置植込術及び脳刺激装置交換術
  • 脊髄刺激装置植込術及び脊髄刺激装置交換術
  • 経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの)
  • ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術
  • 大動脈バルーンパンピング法(IABP法)
  • 経皮的下肢動脈形成術
  • 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術
  • 医科点数表第2章第10部手術の通則の12に掲げる手術の休日加算1
  • 医科点数表第2章第10部手術の通則の12に掲げる手術の時間外加算1
  • 医科点数表第2章第10部手術の通則の12に掲げる手術の深夜加算1
  • 医科点数表第2章第10部手術の通則5及び6に掲げる手術
  • 輸血管理料Ⅰ
  • 輸血適正使用加算
  • 麻酔管理料(Ⅰ)
  • 周術期薬剤管理料
  • 看護職員処遇改善評価料49
  • 外来・在宅ベースアップ評価料1
  • 入院ベースアップ評価料47
  • 酸素の購入価格に関する届出書

明細書の発行状況に関する事項

当院では、医療の透明性を高め、患者様に安心して医療を受けていただくために、診療明細書を無料で発行しております。

明細書には、使用した薬剤の名称や検査内容、処置、診療報酬点数などが記載されています。ご不明な点がございましたら、遠慮なく職員までお尋ねください。

なお、明細書の発行を希望されない場合は、受付窓口にてお申し出ください。

保険外負担に関する事項

当院では、保険診療の他に、以下の費用について患者様にご負担をお願いしております。

  • 診断書、文書に関する料金一覧表
  • 選定療養費|3,300円(税込)…紹介状をお持ちでない方は「保険外併用療養費」として、ご負担いただきます。
  • 再診選定療養費|825円(税込)…病状が安定している患者様は、近隣の医療機関(かかりつけ医)へ紹介をっておりますが、引き続き患者さんの意思や都合で当院を受診した場合、ご負担いただきます。
  • 一般病棟入院基本料急性期一般入院料1|1日につき2,728円(税込)…通算入院期間が180日を超える患者様の入院料については、厚生労働大臣が定める金額の約15%を徴収させていただきます。
  • 入院に関する費用
項目 金額(税込)
紙おむつ、はくパンツ (リハビリ用パンツ) 360円/枚
オレンジ色尿取りパット 昼用 150円/枚
紫尿取りパット 夜用 200円/枚
病衣(つなぎ病衣含む) 250円/日
フェイスタオル 165円/枚
バスタオル 220円/枚
ティッシュペーパー 110円/箱
アメニティセット(マグカップ・歯ブラシ・ヘアブラシ・ティッシュ・イヤホン) 550円/セット
腹帯 2,530円/枚
洗濯機・乾燥機 200円/1回
テレビカード(約9時間43分使用できます) 1,000円/枚
使用途中のテレビカードの精算 精算時手数料 30円
レジ袋 5円/1枚

入院時食事療養(Ⅰ)算定について

当院では、入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っております。管理栄養士の管理により、患者様の年齢、病状によって適切な栄養量及び内容の食事を適時適温で提供しています。(朝食:8:00、昼食12:00、夕食18:00)

入院時食事療養費の患者様のご負担金額

一般(70歳未満) 70歳以上の高齢者 標準負担額(1食当たり)
限度額適用区分「ア~エ」現役並み所得者、一般所得者 510円
限度額適用区分「オ」
(低所得者:住民税非課税)
低所得者Ⅱ 90日目まで240円/91日目以降190円
該当なし 低所得者Ⅰ(老齢福祉年金受給権者) 110円

特別の療養環境の提供に係る基準に関する事項

当院では、患者様のご希望により、以下の特別室(差額ベッド)をご利用いただくことが可能です。

これらは健康保険の対象外(いわゆる保険外負担)となり、室料差額をご負担いただきます。差額室料をいただく病室は、以下の基準を満たしています。

※治療上の必要により医師が個室使用を指示した場合には、差額ベッド代は発生いしません。

【厚生労働省の定める基準】

  • 病室の病床数が4床以下であること
  • 病室の面積が一人当たり6.4㎡以上であること
  • 病室に個人用の収納設備、照明、カーテンなどがあること
  • 患者様が自らの意思により希望された場合のみ提供すること
  • 病室区分 部屋番号 定員数 1日の室料 面積 設備
    A2病棟 201号
    203号
    205号
    217号
    4名 ¥3,300 30.25㎡ テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・アメニティセット
    220号 1名
    (個室)
    ¥17,600 15.12㎡ テレビ・イス・ロッカー・冷蔵庫・流し台・ユニットバス(シャワー・トイレ)・アメニティセット
    A3病棟 302号
    303号
    305号
    310号
    311号
    312号
    4名 ¥3,300 30.25㎡ テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・アメニティセット
    317号
    318号
    320号
    321号
    1名
    (個室)
    ¥17,600 15.12㎡ テレビ・イス・ロッカー・冷蔵庫・流し台・ユニットバス(シャワー・トイレ)・アメニティセット
    B3病棟 333号
    335号
    338号
    4名 ¥3,300 28.05㎡ テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・アメニティセット
    A4病棟 403号
    405号
    406号
    411号
    412号
    4名 ¥3,300 30.25㎡ テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・アメニティセット
    417号
    418号
    1名
    (個室)
    ¥17,600 15.12㎡ テレビ・イス・ロッカー・冷蔵庫・流し台・ユニットバス(シャワー・トイレ)・アメニティセット
    A5病棟 501号
    502号
    503号
    505号
    510号
    511号
    4名 ¥3,300 30.25㎡ テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・アメニティセット
    517号
    518号
    520号
    521号
    1名
    (個室)
    ¥17,600 15.12㎡ テレビ・イス・ロッカー・冷蔵庫・流し台・ユニットバス(シャワー・トイレ)・アメニティセット
    B5病棟 550号
    551号
    1名
    (個室)
    ¥13,200 8.52㎡ テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・流し台・アメニティセット
    555号
    556号
    4名 ¥3,300 25.99㎡
    26.01㎡
    テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・アメニティセット
    A6病棟 602号
    603号
    605号
    606号
    611号
    612号
    4名 ¥3,300 30.25㎡ テレビ・冷蔵庫・収納棚・イス・アメニティセット
    617号
    618号
    620号
    621号
    1名
    (個室)
    ¥19,800 15.12㎡ テレビ・イス・ロッカー・冷蔵庫・洗面台・ユニットバス(シャワー・トイレ)・アメニティセット

    一般名処方加算

    当院では、厚生労働省の定める基準に基づき、一般名処方加算を算定しております。

    「一般名処方」とは、医薬品の「商品名(例:○○錠)」ではなく、「有効成分の名前(例:アセトアミノフェン錠など)」で処方する方法です。
    この方法により、患者様が薬局でお薬を受け取る際に、先発医薬品・後発医薬品(ジェネリック)を含めた複数の選択肢の中から、供給状況やご希望に応じて調剤が可能となります。

    一般名処方には以下のようなメリットがあります:

    • 薬剤供給が不安定な場合でも、代替薬が選びやすくなるため、安定的な薬の提供が可能になります
    • 後発医薬品の利用がしやすくなり、医療費の軽減にもつながります

    当院では、患者様の状態や希望を十分に考慮し、安全かつ適切な薬剤処方を行ってまいります。ご不明な点がございましたら、医師または薬剤師までお気軽にお尋ねください。

    長期収載品の処方または調剤に関する事項

    令和6年10月から後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、選定療養費として患者さんにご負担いただきます。

    選定療養費の対象となる場合

    • 院内処方(入院患者は除く)
    • 院外処方

    自己負担額について

    長期収載品(先発医薬品)の薬価と、後発医薬品で一番高い薬価の価格差から4分の1
    ※選定療養費には消費税もかかります。

    「医療上の必要性がある場合」を除き、患者さんが使用感や味といった、薬の有効性に関係のない理由で先発医薬品を希望する場合は、選定療養費として、先発医薬品と後発医薬品の薬価の差額の4分の1相当の額をご負担いただくことになります。

    残りの4分の3については、これまでどおり保険給付の対象になり、たとえば3割負担の方なら、そのうち7割は医療保険から給付され、残りの3割が患者負担となります。

    後発医薬品使用体制加算

    当当院は、厚生労働省の定める基準に基づき、後発医薬品使用体制加算1を算定しており、患者様に対して後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に使用しています。

    ▼この加算は、以下の条件を満たす医療機関に対して認められるものです

    • 院内で使用する医薬品のうち、後発医薬品の採用割合が一定基準以上であること
    • 後発医薬品の安全性・有効性を十分に確認したうえで、患者様の状態に応じて適切に使用していること
    • 医薬品の供給不足などに対しても、代替薬の提案や説明を行う体制が整っていること

    ▼当院では、以下のような対応を行っています

    • 医師・薬剤師・看護師が連携し、後発医薬品の使用について丁寧に説明いたします
    • ご不明点やご希望がある場合は、お気軽にご相談ください
    • 必要に応じて先発医薬品との違いについてご説明し、安心して治療を受けていただけるよう努めています

    後発医薬品の使用は、医療費の軽減とともに、医療資源の有効活用にもつながります。患者様の安全と安心を第一に、今後も適切な薬剤使用に努めてまいります。

    バイオ後続品使用体制加算

    当院では、厚生労働省の後発医薬品・バイオ後続品の使用推進の方針に従い、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものとして後発医薬品※(ジェネリック医薬品)およびバイオ後続品※ (バイオシミラー)を積極的に採用しています。

    医薬品の採用は、品質・安全性等の情報を収集・評価し決定していますが、一部の医薬品では十分な供給が難しい状況が続いています。医薬品の供給不足等が発生した場合に、治療計画を見直すなど、適切な対応ができる体制を整備しております。

    状況によっては、患者さまへ投与するお薬が変更になる可能性もあります。変更にあたって、ご不明な点やご心配なことがありましたら、当院職員までご相談ください。

    後発医薬品とは

    先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に販売される、先発医薬品と同じ成分をもつ医薬品のことです。医薬品の開発に要する費用が少なく済むため、先発医薬品に比べ安価であり、使用することで医療費を少なくすることが期待できます。

    バイオ後続品とは

    遺伝⼦組換え技術などにより細胞、酵⺟、細菌などから産⽣されるタンパク質由来の医薬品である「バイオ医薬品」の特許が切れた後に、他の製薬企業から発売される先行品と同等の品質・安全性・有効性を有する医薬品です。

    一般名処方、後発医薬品及びバイオ後続品の使用促進について

    協力対象施設入所者入院加算

    介護保険施設等に協力医療機関として定められており、当該介護保険施設等において療養を行っている患者の病状の急変等に対応すること及び協力医療機関として定められている介護保険施設等の名称は以下のとおりです。

    • 介護老人保健施設 グリーンワーフ東戸塚
    • 介護老人保健施設 ハートケア左近山
    • 介護老人保健施設 横浜莫愁苑
    • 介護老人保健施設 リハパーク舞岡

    院内トリアージ実施料

    当院では、厚生労働省の定めに基づき、「院内トリアージ実施料」を算定しております。

    院内トリアージとは、患者様の病状の緊急度・重症度を迅速に判断し、適切な診療の優先順位を決定するための医療行為です。
    当院では、主に救急外来を受診された患者様に対して、円滑な救急活動を実施するために、医師・看護師が以下のような評価を行っています。

    • 現在の症状やバイタルサイン(血圧・脈拍・呼吸など)の確認
    • 重症度・緊急度に応じた受診順序の調整
    • 速やかな診察・処置が必要な方への優先的対応

    また、夜間・休日・深夜に受診された初診患者さまにおきましても、診療報酬上「院内トリアージ実施料(300点)」が加算されます。これは、診察前に行われる医療的判断と観察に対して評価されるものです。あらかじめご了承ください。

    手術に関する事項

    当院では、厚生労働省の定める「医科点数表 第2章 第10部 通則5及び6」に掲げられた特定の手術を実施しています。

    当院において令和6年1月1日~12月31日の間における手術件数は以下の通りです。(医科点数表第2表第10部手術の通則5及び6に掲げる手術の施設基準)

    手術に関する事項

    東戸塚記念病院について