CVポート・PICC外来

ご挨拶

食物を口から食べることができない場合に、中心静脈という心臓近くの太い血管の中に留置したカテーテルから点滴し、生命維持や成長に必要なエネルギー、各種栄養素を補給する方法を中心静脈栄養法(TPN:Total Parenteral Nutrition)といいます。この中心静脈栄養法(TPN)を家庭で行うことを、在宅中心静脈栄養法(HPN:Home Parenteral Nutrition)と呼んでいます。消化管を経由せずに必要な栄養を補給する方法です。

この在宅中心静脈栄養患者は、2025年の超高齢社会に向けて増加傾向にあり、当院ではそのような経口摂取が困難な患者様に対し、平成29年4月より、中心静脈ポート(CVポート)及び末梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC:Peripherally Inserted Central Catheter)の挿入・管理を行うための外来を開始しました。

退院後も、管理方法について電話対応を含むアフターケアも行っております。該当の患者様がいらっしゃいましたら、是非ご相談ください。

東戸塚記念病院 地域医療連携室