ボツリヌス療法外来【予約制】

ご挨拶

平成28年3月より、ボツリヌス療法外来を脳神経外科にて開設することになりました。

平成22年からボツリヌス療法による上肢・下肢の痙縮の治療が保険適応となりました。当院でもこの治療を始めることになり、主にこの外来では脳卒中による後遺症での痙縮、眼瞼けいれん、痙性斜頸等に関し悩みを抱えていらっしゃる方に適応となります。

この治療法は、痙縮により筋肉が固くなったものをやわらかくすることで、車いすへの移動時の負担軽減や可動域を広くし、日常生活が向上する効果が望めます。そのためには計画的なリハビリも必要になってきますので、担当部署に一度ご相談の上、ご受診いただければと思います。

ぜひ、今後皆さまに試していただきたい治療だと思っています。

平成28年2月
脳神経外科
木村 尚平